身長が伸びることに関わる要素 その2

(3)運動
身長が伸びることに関わる要素 その1
 適度な運動は、食欲・睡眠を増進させ、体の成長を促す。しかし、過度な運動は逆に身長を伸ばすことを妨げる。例えば、ウエイトトレーニングなどの外部からの圧力や動力を強く与える運動は、身長を伸ばすためには適した運動とはいえない。逆に、水泳などは身長を伸ばすのに適した運動といえる。
(4)年齢
 最も背が伸びる時期は、男子が11~15歳、女子が9~13歳である。(1)の睡眠でも述べたように、身長は骨の両端にある骨端線(成長線)という軟骨部分が成長することにより伸びる。この骨は大人になるにつれて軟骨から硬い骨へと変化するので、骨が成長しなくなる、つまり、背がのびなくなるのである。
(5)身長の伸びが阻害される要因
 骨端線の部分が伸びるのには「ソマトメジンC」というホルモンが関係している。「ソマトメジンC 」は、成長ホルモンの助けをかりて肝臓で作られる。そのため、成長ホルモンが充分にあっても、肝臓に異常がある、また、栄養が不足している場合には背が伸びない。
日常生活における阻害要因としては以下のものがある。
①テレビの見過ぎやテレビゲームのし過ぎなどによる睡眠不足。
②スナック菓子、インスタント食品の食べすぎによる栄養の偏り、または、不足。
③塾での猛勉強、遊び場の不足などによる運動不足。
まとめ
 これらの要素を考えて生活習慣を改善し、適度な運動、バランス良い食事をすることによって、ある程度までは遺伝の影響を超えて身長を伸ばすことが可能である。 【参考文献】
『背がグングン伸びる本』 著者:川畑愛義 光文社(1987)